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ただの個人の掃き溜めです。
DATE: 2016/03/22(火)   CATEGORY: 美術館・博物館
國學院大學博物館 「中世の古文書をよむ」行って来ました。
國學院大學博物館 「中世の古文書をよむ」行って来ました。
秀吉様の花押好き。

会期は平成28年3月19日(土)~4月17日(日)
前期と後期で入れ替えがある模様。

主な展示品
「八条院庁下文」(久我家文書)
「関東下知状」 (久我家文書)
「後醍醐天皇綸旨」 (久我家文書)
「足利尊氏禁制」 (久我家文書)
「北畠親房自筆書状」 (久我家文書)
「織田信長朱印状」 (久我家文書)
「豊臣秀吉判物」 (久我家文書)
「足利義満寄進状」 (吉田家文書)
「織田信長禁制」 (吉田家文書)

流石重文と言った錚々たる方々ばかりで見応えありました。


久我家(こがけ)文書の説明から始まり、
展示中の各書状の言葉の使い分けについての解説が分かりやすくて好印象。

下知状は幕府の裁決等で、下知如件(げちくだんのごとし)と呼ばれていることから。
禁制は戦国特有の文書で自軍の乱暴狼藉を禁ずるもの。
御教書は貴人の意を奉じて出される奉書の一種。御判御教書は将軍自ら署名又は花押を押したもの。
綸旨は天皇の意思を奉じて出された文書。宣旨より簡易。紙を漉き直した薄墨色の宿紙を使用した。
判物は発給者の印が押してある書状。
書状と比べて身分の差が大きい場合に用いられ、発給者の身分が更に高くなると印判状がこれに代わる。
印判状は花押の代わりに印判を押したもの。差出者と受取者の間に大きな身分の差がある時に用いられた。
武田北条等も用いたが最も有名なのは信長の天下布武。
御内書は室町幕府が出した文書様式で、書止めが恐惶謹言などではなく〜也、または状如件となっている。(相手を見下している)


言われればそうなんだけど纏めて見るとそうだなって思えましたわ。



秀吉様関連を紹介。

・秀吉様朱印状。結城義親宛。
対立していたヤスを赦免し近日中に関東に使者を派遣し惣無事するとの内容。1586/5/25。

・秀吉様の花押と印章についてのパネル。
秀吉様の花押、印章が生涯一種だったことの説明あり。
派手好みの秀吉様にしては地味で小さい印章だとも。
秀吉様の花押は「悉」を変形させたものと言われているけれど
印章は解読不能で祐筆ですらたまに逆に押していたとか。

・秀吉様判物。久我敦通宛。
後陽成天皇の聚楽第行幸の際は多くの武家や公家が集まったが、彼らに対して所領の加増を行っていたことを示す判物。

・秀吉様判物。久我敦通宛。
久我家に対して山城国吉祥院で替地となる土地を与えた朱印状。


印章深かったものとして、後陽成天皇口宣案。
豊臣秀俊を権中納言に任じたもの。金吾ォォォーーー!!!


企画展以外に常設展も充実してて、神道、考古学、校史のコーナーも見応えありました。
考古学こんな充実してしてるの知らなかった。
大学の博物館は、私も学生時代に母校のはちょこちょこ行ってたけど
他校のはなかなか見る機会なかったから今回行けて良かったです。

豊臣関連なら割と何でも興味あるのでまた見せて欲しい。
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