BAD END
ただの個人の掃き溜めです。
DATE: 2016/05/12(木)   CATEGORY: レミゼ漫画関連
【ゲッサン】レミゼ第五部 ジャン・ヴァルジャン最終話「極度の闇、極度の曙」読みました。

ゲッサンレミゼ最終回でした…。


始まりがあれば、終わりがある。
分かっていたけれど、遂にこの日が来てしまったんだなと。

今月号を読み終わった感想は、今は感謝しかないです。本当に。



今月の感想はあまり多く語る必要もないと思います。

旅に出るとは口だけのことで、家で一人寂しく時を過ごしていたバルジャン。
只管にコゼットを思うゆえのバルジャンの葛藤、
真実を語るべきか、歪んだ真実に翻弄されるマリウスの葛藤、
苦しみの理由を知りたいと思いながらも知る術を持たないコゼットの葛藤。

多種多様な思いの交錯。

テナルと名乗る深夜の来訪者。
テナルディエの偶然の暴露によって、あの夜の謎の全てが合致する。

テナの「唯一の善行」こと、ウォータールーでのマリウス父のへの「善行」、
今回は皮肉にもマリウス本人にも「善」なる真実を齎したことになる。


バルジャンが召される場面は本当駄目なんだよ…
もうあの前奏が流れるだけでパブロフなんです。
それでいて、2年半欠かさず読んで来た漫画の最後なんですもの。
これはズルいでしょ。


バルが黄金のライオンなのもだし、最後のお迎えもだし、
あの天国のバリケード漫画でも再現してくれて…
歌が、歌が聞こえた。



Do you hear the people sing Lost in the valley of the night?
It is the music of a people Who are climbing to the light.

For the wretched of the earth There is a flame that never dies.
Even the darkest night will end And the sun will rise.

They will live again in freedom In the garden of the Lord.
We will walk behind the ploughshare;
We will put away the sword. The chain will be broken
And all men will have their reward.

Will you join in our crusade? Who will be strong and stand with me?
Somewhere beyond the barricade Is there a world you long to see?
Do you hear the people sing? Say, do you hear the distant drums?
It is the future that they bring When tomorrow comes!



苦しいことも憎々しいことも辛いことも悲しいこともたくさん経験して来た一人の人間が、
こうして慶びと、ただ絶対的な愛を胸にこの世界から旅経とうとしている。
この物語はバルジャンを主役としているけれど、
同じ思いを、ファンティーヌもエポもガブも学生たちも各々して来た。
そして、この光の世界で笑顔でいる。

Les Miserablesはミゼラブルな人たちの物語かも知れない。
でも、それ以上に、普遍的な愛の物語だから、
だから何百年経っても色褪せないし、永遠に色鮮やかな色彩を放ち、
何度でも人の心に訴えかけるのだと思う。




長い時間をかけて共に歩んで来た作品を、私たちは今月見届けた。

それは一つの物語の終わりかも知れない。
でも、これで一つの「LES MISERABLES」作品が完成したんだ。

私たちは、この新井先生の描かれたレミゼが生まれた日のこと、
歩んで来た月日のこと、そしてこの最後の日のことも忘れないと思う。
この雑誌で、この連載をずっと追えて楽しかった。
大好きなキャラクターに命が引き込まれる様を、彼等の紡いだ糸、起こした光を
一緒に見られて幸せだった。

有難う有難う。ゲッサンで、この作品に出会て良かった。

新井先生、この二年半もの間、本当にお疲れ様でした。
素敵な作品を有難うございました!!
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