BAD END
ただの個人の掃き溜めです。
DATE: 2016/06/13(月)   CATEGORY: 美術館・博物館
特別展「没後100年 宮川香山」行って来ました。
大阪市立東洋陶磁美術館の特別展「没後100年 宮川香山」に行って来ました。ぬこ可愛い。

没後100年と謳っているだけあって、豊富(展示数は約150点)で豪奢で華やかな作品が
惜しみなく展示されており、流石の見応えでした。

作品リストはこちら


メインポスターにもなっている「高浮彫 牡丹ニ眠猫覚醒蓋付 水指」は本当に可愛いの。
ちゃんと歯がギザギザしていて、毛並みも揃っていて、
耳には血管も透けて見える様子で、今にも動き出しそうな躍動感があって、
このやんちゃな子猫をずっと見ていたくなっていた。


一番見たかった「重要文化財 褐釉高浮彫蟹花瓶」(1881年)は、
以前身内も超絶技巧として何かのテレビで紹介されているのを見たことがあると。

これは大阪会場のみの展示で、晩年(1916年)に改めて作った瓜二つの作品、
「高取釉高浮彫蟹花瓶」と隣に並べて置いてありました。
晩年の方は蟹の部分が釉下彩で作成されていて整った美しさがあるけれども、
勢いと迫力で言えば断然前者の方が強く印象に残る。
削り取る様なハケの力強さ、荒々しいフォルム、そして堂々とした蟹の姿。


ユニークな風神雷神(但し、肝心の風神雷神そのものの姿はない)、
飛ぼうとするフクロウの傍で驚く雀、透かし彫りの様な造りの貝モチーフの瓶…。
植物、動物、鳥、魚、何を取っても正に芸術としか表現出来ない世界を見て来ました。


一部展示は撮影可能となっていたので喜んで撮って来た。

超絶技巧。

カエルの将軍。

盛り上がってますね。


企画展は5つの部屋に分かれており、前半で高浮彫の豪奢な作品を満喫した後は、
陶器から磁器に活躍の場を写した香山の優美な釉下彩品を満喫。
こちらは上品な趣が感じられました。



見終わった後はすっかり夕方に。
大阪市立東洋陶磁美術館は中之島にあるので、そう、中之島と言えばこれですね。
キムシゲは永遠の英雄。
キムシゲの表忠碑は存在感があって頼もしくて大好き。キムシゲが好き!
うちの家族が小学生の頃にこの碑で重成の名前覚えたとか言ってたけど、
私も小学生の時分で重成に触れ合っておきたかったよ…。


この展示、春にサントリー美術館でやっているのを見逃していたのだけれども
今回大阪で見る機会に恵まれて良かったです。
横浜にも香山美術館あるらしいので、それもその内行ってみたいなあ。
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