BAD END
ただの個人の掃き溜めです。
DATE: 2016/07/24(日)   CATEGORY: 美術館・博物館
福井市立郷土歴史博物館「大坂の陣と福井藩」を見て来ました。
福井市立郷土歴史博物館「大坂の陣と福井藩」を見て来ました。
これが(本日の)最後の決戦である。

松平忠直の軍規違反のお陰で天王寺岡山がめちゃくちゃになって
俗っぽいTV等では勝永は待てない人みたいな汚名を着せられることがあって
西尾久作のお陰で真田殿が討ち取られて豊臣方総崩れになったこともあり
福井藩全くもって良い感情が持てないんですが
大坂の陣の企画展がやっているとなればそれはまあ見に行ってやるかって話だ。

敵地に足を踏み入れたけれども真田地蔵や幸村血染めの采配にまた会えたしな。


チケット買う時に企画展一枚、と言ったら「はい、大坂の陣ですね」と言われて
今ジャンル口に出されてあっはい///と思ってしまったんだが何に対して恥ずかしいのやら
恥ずかしいと思う気持ちがあること自体が恥ずかしいよな?!

福井藩初代藩主として結城秀康を推しているところもあり、
結城秀康は秀頼様は弟だと豪語していたり、何処まで本気か分からないけど
秀頼様を案じながら亡くなった逸話もあるので秀康本人は嫌いではないのだけれど、
父親と息子については非常ーーーに お察し下さい。

他にも福井の展示だから幸村討ち取った忠直ageで大坂城に一番乗り!とか
推して参ってたけど軍規違反ムニャアァ…お察し!

興味深かったのは松平直政(結城秀康の嫡男、松平忠直の弟)が
14歳で冬の陣で初陣した時に被っていたと言う雉の形の兜。
直政は家臣の反対も押し切り真田丸に突撃し、
幸村が天晴れな若者だとそれを見て褒めて軍配を投げ渡したと言うのは
信憑性低そうだし個人的にはフィクションだろうと思うけど、
実際に松江城でその軍配見たことあるから印象に残ってた。
あと凄い昔の話になるけど、自分が親に連れて行って貰った中で
初めて意識した所謂「日本のお城」(現存天守)が松江城で、
その時に松平直政公初陣の図と銅像を見て、殆ど同い年くらいだと思ったのが
今でも鮮明に記憶に残っているから松平直政に対してだけは少し思い入れあったりする。

大阪城天守閣の許可を得て作成したと言う当館蔵の黒田屏風のレプリカは、
正直レプリカにしても自分が知る限り最も残念なクオリティじゃないかなってレベル…
金色のところが完全に黄色なんですもの。
いや複製も過去あちこちで見てきたけどこれはちょっと作り直した方が良いのでは…。
最も精巧な複製品は大阪城天守閣にあるからどうせ見るならそっち見て欲しい
あれは本物には劣るけれども相当完成度高いから。
もー本当大坂夏の陣屏風厨ですまんな
でも福井県民他、本物を見たことない人があれを見てその程度の作品とは思われたくないんだ。


忠直の大坂の陣唯一の戦利品、初花の茶壺の展示もあり。
修繕の跡があるのは忠直が茶器では家臣への褒美にならないと
投げて壊してしまったため。
なお、「初花の茶入」と「初花の茶壷」がよく混同されるのは知っていたけれど
ここでもちゃんと注意書きされていました。

他には、結城秀康の名槍「御手杵の槍」の復元品(比企御手杵)だけは
レプリカのためか写真OKでした。
西の日本号、東の御手杵と言われた大槍。
折角なので写真撮って来た。
天下の大身槍。


この博物館は、まさかの19時までの開館と言う大変親切な場所だったので
今回拝見出来て光栄でございました。
こんな遅くまで開館してるのなんて、ピンポイントですまんが
夏の特別展示中の高台寺掌美術館くらいしか思い浮かばないよ(あっちは21時半)。

福井久々に来たけれど企画展も充実していて楽しかった。
次回はもう少しゆっくり市内観光にでも来たいものです。
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