BAD END
ただの個人の掃き溜めです。
「真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝 」を読みました。

毎度過去から来た人間のようで申し訳ないんだけど
勝永小説の文庫版「真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝 」(上・下)ざっと読みました。
勝永許容量低くて少しずつしか読めないんです 許して下さい;;

元の本はこちら、ハードカバー「大坂将星伝」(上・中・下)。


どうやって二冊に収めるつもりかと思ったらざっくり言って唐入り大幅カットと
絶義とお玉総カットでした。お、おう…。



ツイログ。


<7/27>
「真田を云いて毛利を云わず」をざっと読んだ。ハードカバー三冊を文庫上下巻に纏めるとか大分無理じゃねと思ってたから唐入りほぼカットされてたしおあんとか存在自体がなかったことになってて大分すっきりあっさりしてしまった印象。絶義良い奴だったのに…(;ワ;)
7/27 21:49[ Twitter for iPhone ]

将星伝中巻に森見登美彦さんの帯コメントついてるんだけど「ざくざく読める戦国時代!(中略)どこからか爽やかな風も吹いてくる。」って書いてあって、もしや丸スタッフの爽風勝永のイメージは仁木さんの勝永のイメージからなのだろうか。
7/27 21:53[ Twitter for iPhone ]

上巻でも冲方さんが爽快とか書いてるからまた爽やかに健やかに美しい勝永とか言いたくなっちまうでしょーが。
7/27 21:55[ Twitter for iPhone ]

あと秀次に対して将星伝では自害を命じてたけど文庫版では矢部先生説を取られていたので如何にも加筆修正って感じがしたな。それに託けて勝永が伏見城にお拾様を護りに行くエピソード追加されてて思わず本落としそうになった 何でこんな所で不意打ちで勝永と秀頼様絡ませるんですか 読者サービス?!
7/27 22:17[ Twitter for iPhone ]

淀殿が勝永に対して頼みにしてますとか言うの完全に大坂の陣暗示されるし拾様が勝永を見て笑ってるの可愛過ぎるし「なるほどこの子は士を見る目があるようです」のとこもう駄目 仁木先生有難う この本買って良かった。
7/27 22:20[ Twitter for iPhone ]

東西手切れの時に、最初に又兵衛が勝永の所に来るのは変わらなかったけど、次に来るのが将星伝では治房、文庫では重成になっていた。すぐに返事は出来ない、大坂に自分が現れたらそれが答えとなりましょうと聞いた後の反応も違った。治房はそのまま姿を消すが、重成は関ヶ原の日に治部から貰った文箱を
7/27 23:09[ Twitter for iPhone ]

勝永に渡す。蝋で封じた書状、中身は読んでいないと言い、これを読んだ上でもう一度お考え下さいと言い残して姿を消す重成。封を開け一読した勝永は暫し呼吸器も忘れたかのように身じろぎ一つしなかった。書状には秀吉様から受け継がれていたきた国の形が記されていた。
7/27 23:12[ Twitter for iPhone ]


<7/28>
大坂入場した勝永に会いに来る重成。勿論、治部の手紙中身について聞くのは文庫のみ。明日の馬揃えを控えて欲しいと言うのは元のまま。その後、重成の馬揃えで長門守は美しすぎると評するのは元はお玉、文庫では大坂に来てから勝永配下になった長井九兵衛の台詞になっていた。
7/28 1:35[ Twitter for iPhone ]

「長門守は美しすぎます。自分が正しい行いをしていれば、きっと世の中も正しい方に動くと信じている。豊臣家が継ぐべき天下を大御所が奪おうとしていても、正しい方が必ず勝つと信じているからあれほど美しくいられる。そこがきっと人の心を惹きつけるのでしょうが、長生きは出来ませんね。」
7/28 1:36[ Twitter for iPhone ]

重成に連れられて来た勝永と秀頼様が会う場面。面をかげてくれ、の後(私が幼い頃、会ったという」「は!」「忠義の程は聞いていた。会いたかったぞ」って台詞が文庫だと追加されてて勝永と秀頼様好き過ぎて私が平伏した。
7/28 1:56[ Twitter for iPhone ]



取り急ぎツイに投げた内容が秀頼様や重成のことだけなの
本当に私の早馬って感じする 他にも結構あったんですけど!

絶義とお玉がいる場面は総入れ替えなので、適当に別のキャラが出て来ていたり
そもそもその部分が飛ばされていたりしていた。
良く言えばテンポ良く、残念そうに言えば勝永側近として勝永の心を支えてくれる
仲間がまるっといなくて、心もとなく寂しい気持ちにならなくもなかった。

冗長な部分もさくっと削除されていて、吉成が晩年ボケてしまってたところか、
又兵衛や信繁とのやり取りで冗談めかしたたずらの場面とか
ああここは本筋関係ないものねと思われるところはパラグラフ単位で
なかったことに、と言う感じかな。

しかしその反面、ツイに投げたように秀頼様や重成の場面を急に挿入して来たりするので
初見はびくっとしたし、こんな場面あった?とハードカバーを読み返すのもをかし
二冊並べて新旧比較するもをかし。

仁木先生が、ここは追記すべきと思ってその様な演出を態々書き加えて下すった
のだと考えると、考えても考え過ぎると言うことはない 意味を深読みしたい。



上より中、中より下巻担当なので、今回の文庫本も下巻メインで読み返しそうな気がする。
この小説は勝永だけでなく秀頼様、七将星、城方、客将、誰に対しても
尊重と優しさを感じるし、皆が己の生を全うしているので真っ直ぐで清々しく
その意味でも本当に優れた小説だと自信を持ってお勧め出来ます。

大野兄弟も凄く活躍してて、勇ましくて忠義に熱いところを描いてくれているのも
個人的に大絶賛してる 特にラストの兄弟の会話めちゃくちゃ好きでね;;



もう少し詳細な感想、追記出来たらしたいです。

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