BAD END
ただの個人の掃き溜めです。
最近読んだ本。
遅れ馳せながら、長らく感想後回しにしていたものも含めて紹介。
時間ないので本当にさっくり。



①「真田氏三代と信濃・大坂の合戦 (人をあるく) 」
中澤 克昭 (著) 吉川弘文館。
上田市立博等にある通称幸村像は信綱、通称昌幸像は信幸、と
画像入りで詳細に解説。
大河の考証班らに疑問を投げかける姿勢は良いな。



②「大坂城と大坂の陣―その史実・伝承」
北川 央 (著) 新風書房。
地元の出版社から出版したい、との館長のご意思で大阪の出版社製なのは
良いんですがやはりアマンゾに流通しなくなってるなあ。
元は新聞連載で、刊行に当たり書下ろしが追加されています。
北川館長のお話は割と何でも好きと言ってしまう程に好き。



③「真田信之 父の知略に勝った決断力」
平山 優 (著)  PHP新書。
大河考証面子の中では一番豊臣寄りなんじゃあないかと思われて
個人的に印象が良い先生の新刊です。
(と言うか他の二人が豊臣に対して冷たい気がする)
実は昌幸と信之は一度九度山で会っていた、等。
内容が濃くてミネルヴァの黒田版よりもこっちのが好きかも。



④「現代語訳武功夜話〈秀吉編〉 」
加来 耕三 (著) 新人物往来社。
真田本ばかり読むと疲れるので、軽めの豊臣本が読みたくて
古き良き武功夜話でも。(こう言う時に使う形容か?)
加来さん最近TV等で見ない気がするのは気のせいか。


ツイログ。




<12/9>
「真田氏三代と信濃・大坂の合戦」中澤克昭。写真や図も多く読みやすい。真田氏の履歴書(真田氏の本籍、幸綱昌幸信幸信繁の経歴、肖像画)、第一次、第二次上田合戦、大坂の陣、真田氏の本拠地(発祥の地、原の館と町、上田城と城下)。 via Twitter for iPhone

2016.12.29 10:12

真田氏の肖像画で有名な肖像画。蓮華定院のが原本と言われるが、それによると通称幸村像は信綱、通称昌幸像は信幸。蓮華定院のは裃の文様、目貫等が丹念に描かれており上田市立博のは明らかに写本。通称昌幸像は本当は信幸では、ってのは大関ヶ原展でも紹介されていたよな。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 10:16

そもそも蓮華定院のは箱に入っており、箱蓋にも「大鋒院殿/清花院殿 画像」と信幸と玉川右京の伝号まで書かれている。シワが刻まれた老人の姿も65で死んだ昌幸より93まで生きた信幸と考えた方が理解し易い。また、図の上に描かれた賛は信幸自筆と言う。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 10:20

「謀廻帷幄中勝事決千里外」(はかりごとをいあくのうちにめぐらしかつことをせんりのほかにけっす) via Twitter for iPhone
2016.12.29 10:22

真田丸の姿について、千田、坂井尚登、平山が浅野文庫蔵「諸国古城之図」の「摂津真田出丸」(広島市立図書館蔵)を信憑性が高いとするのに対し、著者は大澤研一、松尾信裕が唱える異論に同調している。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 10:28

浅野文庫版に描かれた地形表現は冬の陣後に破却され改変が加えられた17世紀の姿であり、それが現在の地形とよく一致するからと言って往時の真田丸の姿を伝えているとは限らないと。以後詳細がつらつら。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 10:30

すげー個人的な意見だけど浅野文庫版では寺が縦に三つ、横に三つ描かれてて、実際心眼寺は信繁の菩提を弔うために作られたお寺だから信繁時代に心眼寺があった訳ではないよね。以前テレビだか何かのインタビューだかで大坂の陣の時にも此処に寺がとか誰かが発言しててヲイヲイってなった記憶ある。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 10:32

最後の真田氏の本拠を歩く、のコーナーでお城や遺跡いっぱい紹介されてるのは面白かった。松尾城、日向畑遺跡、角間渓谷、法性寺の五輪塔群、長谷寺と岩井観音堂、真田山城と天白城、原の町、中原の延命地蔵尊と宝篋印塔、等々。真田エリア殆ど未開の地だわあ。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 10:41


北川央「大坂城と大坂の陣」。大分前に読み終わってたけど感想書き損ねてた御本。産経新聞大阪府内版にH23/6/11〜H27/12/5まで月一連載された「大阪城 不思議の城」に新稿7稿を追加したもの。如何にも数年前の情報と言った記述もあるけど、館長の書かれる文章の安定感揺るぎない。 via Twitter for iPhone

2016.12.29 10:45

初回がプリンセストヨトミの話から始まったからうわあそんな前かと思った。新聞連載なのでキャッチーな内容が多くてガイドブック的な側面強し。蓑浦誓願寺事件や淡輪の又兵衛息子の墓、十三東3の木川町共同墓地の島左近の墓(妻と娘を連れてこの地に住んだとか)等少しマニア向けな所も。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 10:54

平山優「真田信之」。今年最も注目されていたテーマと時代考証の人。良著なだけに卒なくて逆に感想と言う程の感想がない…良い本ですよ。大河やってた時に他の二人が色々web上で解説しまくってたの見たから逐一書かないけど。 via Twitter for iPhone

2016.12.29 11:00

大坂の陣における真田家臣の戦死傷者一覧(323頁)で、戦死39、死傷26名の名前書かれてるの見て勝永TSUEEEEEEってなったのが豊臣兵の感想だから大人しく豊臣方の本にしろって感じだよな!! via Twitter for iPhone
2016.12.29 11:02

松代転封、土呑み裁判からキリシタン対策まで、相次ぐ不幸、信之最後の戦い(真田騒動)まで書かれていたのは信之の伝記として好印象。大坂の陣なぞ信之からしたらまだ人生折り返しくらいだもんな。ページ的にはラスト6分の1くらいの分量だけど。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 11:07

あとがきで、大河の時代考証で忙しくなった上に黒田氏が優れた信之伝を出したからこの本の出版が立往生したと書かれていたけれど個人的には平山せんせーのが好きだよ。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 11:17

通説では昌幸と信之は第二次合戦後会うことはなかったと言われるが5/14二人は九度山で一度だけ対面している。5/16昌幸の河原綱家宛書状に依ると5/14に信之は山を降りている。昌幸は面談出来たことを喜んだが山中でもてなしも出来なかったのが心残りだったと書く。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 11:19

この書の年代は、信之が上方にいて昌幸が九度山にいたので1605/3〜5月しかない。信之が上方に来たのは秀忠上洛に供奉してであった。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 11:20

あとこの本では「大坂城に火が放たれたのが戦場から望見出来た。また、決戦のために秀頼を呼びに城に戻ろうとした治房の動きを彼が逃亡したと大坂方の将兵が誤認した」と書いてあるけど治長でなく治房っての何処出典なの? via Twitter for iPhone
2016.12.29 11:24

前に何処かの歴史番組でも治房って紹介されてて治長の間違いじゃねーのとか思ったことがあるんだけど平山せんせーがそんな些細なこと間違えるとも思えないので気になる 知ったところでへーそうなんだで終わると思うけど気になる。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 11:25

治長が城に戻ろうとした辺りで出血して味方に動揺の色が出たってのは大坂御陣覚書だっけかと思って豊臣事典見たら他にも諸々出典あったんですね 流石は豊臣事典 流石は柏木先生。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 11:34

切支丹の資料に書かれていたのは真説大坂の陣でも書かれてたから知ってた ところでこの御本以前は300円弱で投げ売られてたのに今古本市場のインフレすげーのな 治長好きに優しい御本だから大河効果なのか? via Twitter for iPhone
2016.12.29 11:39

「武功夜話 秀吉編」現代語訳。加来耕三訳。新人物往来社。秀吉様に特化しているので内容はまんま太閤記です。信長編と被る部分は割愛されてる。1992年の御本だけど加来耕三の名前久しぶりに見たな。 via Twitter for iPhone

2016.12.29 12:02

蜂須賀正勝始まって伏見城に死す まで。簡潔な古典の現代語訳だし有名な話ばかりなので大変読みやすい。解題として「武功夜話」で分かった真実、とのあとがきあり。武功夜話に出て来る記述は従来のものと大きく異なる(武功夜話は話を盛ってる)ので綿密な考証が必要と書く。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 12:07

太閤記も武功夜話もサクセスストーリーとして面白いし読んでて爽快ですからね 信憑性とかは違う場所で考えて貰おう。 via Twitter for iPhone
2016.12.29 12:09




ログ見返して見たら北川館長の御本の感想殆どなくて申し訳なかった。
基本がコラム+ガイドブックなのでね。
感想を書くよりも片手に持って大阪散歩したくなる御本です。

なお、これが10/15に発売されて、その一か月後(11/16)には
「なにわの事もゆめの又ゆめ」も発売されているのにこっちはまだ未着手でして。


まだゆめを見るには早いので今暫く現世で戦やっておきます。
関連記事

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する
Copyright © BAD END. all rights reserved.