BAD END
ただの個人の掃き溜めです。
DATE: 2017/04/14(金)   CATEGORY: 美術館・博物館
大阪城天守閣テーマ展「桃山のTAKUMI―意匠・技巧・工匠―」を見て来ました。
大阪城天守閣、春のテーマ展
「桃山のTAKUMI―意匠・技巧・工匠―」を見て来ました。
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桃山文化の煌びやかで技巧を凝らした芸術作品が好きなので、
今回の展示は本当にどれも素敵で見ていてわくわくしました。

出品目録はこちら


テーマ展はこうして出品目録も出るし、図録も出してくれるのでメモは簡素で。

秀頼様関連は以下かな。

21 革包合口拵〔伝 豊臣秀頼より高松元典拝領〕 1口
67 重要美術品 豊臣秀吉画像 大阪・豊国神社蔵 1幅
※秀頼様が「豊国大明神 秀頼書」の部分を書いた。

84 豊臣秀頼自筆和歌色紙「ふたはより」 1幅
「ふたはよりたのもしきかな春日山 こたかき松の種かとおもえは 秀頼十一才」

85 豊臣秀頼自筆和歌色紙「仙人の」 1幅
「千人のおる袖にほふ菊の露 うちはらふにも千代ハへぬへし 秀頼」
「仙人の」の解説。
「秀頼には天下人よりも文化人がふさわしかったのかもしれない。
その筆跡は鑑賞者の視線を意識した、つやのある独特の書風をたたえている。」

86 豊臣秀頼自筆和歌色紙貼交屏風 6曲1双
※今回は右隻のみの展示。
和歌貼交図屏風の解説。
「能書家の公家たちにたくさんの短冊を渡して、手本の歌を書いてもらう。
そんな風に贅沢な方法で秀吉は少年時代から意欲的に書を学び書風を固めていった。」

87 重要美術品 豊臣秀吉自筆書状 (慶長元年)12月2日付 秀より宛 1幅
※口吸いの書状。



他に豊臣関係や気になったものいくつか。

58 石曳図屏風 2曲1隻
彦根城築城時のもの。これが佐和山の石かも知れないんだなあと勝手に想像。

64 花樹蒔絵螺鈿洋櫃 1合
65 草花蒔絵螺鈿洋櫃 1合
西洋(ポルトガル)へ輸出したもの。螺鈿が鮮やか。

72 洛中洛外図屏風 6曲1双
方広寺と豊国廟あり。「大佛」と書いてある。

80 後陽成天皇宸翰 大閤宛 1幅
兎に角紙が大きくて立派だった。流石は陛下。




高台寺蒔絵が多かったり、桃山文化の粋なところとして「描き金具」
(本物の金具ではなく、蒔絵で金具の絵を描く)の説明、用例があった。
淀の方の秋草文彩画団扇の、紐を通す持ち手の部分も描金具だったのね。

前回の鉄砲の展示の際に紹介されていた、稲富流鉄砲秘伝書の展示もあり。
前回はパネル紹介だったけど、ちゃんと大阪城天守閣蔵のがあるのか。
手足の使い方を分かりやすくするために裸体で描いています、とあるけれども
あんな日曜日のお父さんみたいなごろ寝状態で撃てるものなのか…。

私が大阪城に本格的に通い始めてから二年経ったけど、
その間恐らく毎回出ていた大坂夏の陣図屏風がなかった 相当久しぶりなのでは?
確かに今回の展示には全く関係ないけど、逆に言うとこの二年間は
天守閣内部ではずっと戦の時代が続いていたと言うことか。

秀頼様の優雅な筆を拝見すると心が穏やかになります
今後とも末永くお仕えさせて下さい。
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