BAD END
ただの個人の掃き溜めです。
DATE: 2017/05/10(水)   CATEGORY: 美術館・博物館
ブリューゲル「バベルの塔」展を見て来ました。
東京都美術館で開催中のブリューゲル「バベルの塔」展を見て来ました。
IMG_8647_420.jpg

混雑心配していたれども、それなりに客入りはあるものの
それ程混雑もなくて快適に鑑賞することが出来ました。

バベルの塔がクライマックスの牙城だったのだけれど、
それに次いでヒエロニムス・ボス(世界に40点程しか真作が存在しない)の2点が
来日しているのもアピールポイントだったぽい。
オランダの画家なのにオランダが持っているのはこの二点しかないとか。


<概要>
副題に「16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて」とある通り、
ブリューゲルのみならず、彼が手本とした先駆者ヒエロニムス・ボスの油彩2点、
そして彼らが生きた時代、16世紀ネーデルラントの絵画、版画、彫刻を
全体で約90点の出品作でご紹介します。
迫真の写実と輝くような美しい色彩が印象的な油彩絵画、
ボスの怪物モチーフが所狭しと、描かれる版画作品、そして木彫の粋を尽くした
彫刻作品など、16世紀ネーデルラント美術の精華をご覧いただきます。
また、今回の展覧会では新しい試みとして作品を美しく見やすく展示することに加え、
東京藝術大学COI拠点の特別協力により芸術と科学技術を融合させ、
原寸を約300%拡大したブリューゲル「バベルの塔」の複製画を制作・展示します。
また、同拠点は「バベルの塔」の3DCG動画も制作し、
多様なメディアを駆使してこの傑作の魅力に迫ります。




ボスは「放浪者(行商人)」と「聖クリストフォロス」の二点が展示。
聖クリストフォロスとはキリストを背負いし者、の意。
各々、拡大複製したパネルに部分ごとの解説が丁寧になされていたので
見るポイントが分かって見られたのは良かったなと。

ボスの「樹木人間」「最後の審判」「ムール貝」等の版画、
ブリューゲル1世の「大きな魚は小さな魚を食う」の頂版などは
不思議なモチーフについつい魅入ってしまった。


そしてメインの「バベルの塔」。
ウィーンの美術館にあるバベルの塔は大バベル、こちらは小バベルと呼ばれている。
その名将を理解した上でも、この絵画は意外と小さくて、
それでいて1400人もの人がいると言うのが狂気だった。
三倍の大きさに復元した絵画でさえ十二分に緻密で見入ってしまった。
3mmにも満たない人間を170cmと仮定すると塔の大きさは510mになるらしい。

失礼承知で言うとバベルの塔とボスの二点以外はほぼ「有名な」作品は
ないかもしれないけど、バベルの塔の一点だけでも見る価値あると思うし
フランドル絵画も色々面白かったから来られて良かったなあと。

ウィーンの大バベルは現地で見たことあるような気がするけどどうだったか。
次に行く時に見られると良いな。
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